INFOBAR C01 一時root化&MIYABI解除 BB01.00.06編
しばらく Infobar C01 を触っていませんでしたが、状況は動いてますね。
BB01.00.06でもrootが取れるようになり、ケータイアップデートで穴が塞がれたという(汗
C01 を触ってなかったのが功を奏し(?)root 化を試せました。
そして成功しましたので手順をまとめておきます。
※2013/8/21
手順の1ステップ短くしました。
SHBreakV4 を使っての nand unlock は SHBreakV2 で一括処理できました。
まずはお約束。
当記事は INFOBAR C01 の改造を推奨するものではありません。
手順は自分メモです。試した結果は自己責任にて。
0.事前の準備
・INFOBAR C01 は、BB01.00.06のこと
・ADB を使える環境の構築
・INFOBAR C01 用ドライバのインストール
http://k-tai.sharp.co.jp/support/a/infobar_c01/download.html
・各種アプリのバックアップ、設定値の控え
・オールリセット
このあたりもお約束ですが、ADB と C01 ドライバは必須。
バックアップや初期化は念のため。
1.SHBreakV4、SHBreakV2、AndroTweak の取得
庵怒露慰怒さん↓ところから探してダウンロード。
http://marijuana.ddo.jp/index.php?moddir=downloads
適当なフォルダに格納します。
2.INFOBAR C01 で USB デバッグを有効化
設定→アプリケーション→開発→USBデバッグ、にチェックを入れます。
3.USB 通信ケーブルで、INFOBAR C01 と PC を接続
PC でデバイスインストールが始まったら、終わるまで待ちます。
INFOBAR C01 側は放置。
4.PC でコマンドプロンプトを開く
adb devices と入力して Enter。
SSHFR***** なるデバイスが挙がってくることを確認します。
5.ファイルを転送
工程1のフォルダに cd して作業します。
>adb install SHBreakV4.apk
>adb install SHBreakV2.apk
>adb install AndroTweak.apk
6.Wi-Fi をオフ
端末にて Wi-Fi をオフにします。
7.SHBreakV4 を実行(1/2回目)
端末で SHBreakV4 を起動します。
実行したら閉じます。
8.待つ
30秒以上待機します。
9.SHBreakV4 を実行(2/2回目)
・nand unlock:チェックなし
・debug:チェック有り
以上の設定を行ったら、Break!をタップします。
「閉じる」で終了します。
これで一時rootまで取れるようになります。
10.下準備(SHBreakV2の為の)
端末で SHBreakV2 を起動し、終了します。
PC でコマンドプロンプトを開きます。
adb からディレクトリを作ってやります。
>adb shell
$ au
# mkdir /data/data/jp.marijuana.SHBreakV2/app_bin
# exit
$ exit
>
11.SHBreak2 を実行
工程10で起動した SHBreakV2 がメモリに残っているので、設定→アプリケーション→実行中のサービスから、SHBreakV2 を停止させます。
その後、SHBreakV2 を起動します。
ファイルコピーされた旨が表示されたら閉じます。
12.端末を再起動
13.Wi-Fi をオフ
既にオフになっていればそのままで。
14.SHBreakV4 を実行(仕込み)
端末で SHBreakV4 を起動します。
実行したら閉じて、30秒以上待機します。
15.SHBreakV4 を実行(一時root化)
・nand unlock:チェックなし
・debug:チェック有り
以上の設定を行ったら、Break!をタップします。
「閉じる」で終了します。
16.SHBreakV2 を実行(MIYABI解除)
・exploit:shsdgetroot
・address:0x8b000000 になっていること
・break miyabi:チェック有り
・nand unlock:チェック有り
・debug:チェック有り
以上の設定を行ったら、Break!をタップします。
「閉じる」で終了します。
address が 0x8b000000 以外の時には SHBreakV2 のファイルコピーが失敗している可能性が高いです。
その状態で address をただ上記値に書き換えても成功しません。
17.動作確認
>adb shell
$ au
# id
uid=0(root) gid=0(root) groups=1003(graphics),1004(input),
1007(log),1009(mount),1011(adb),1015(sdcard_rw),3001(net_
bt_admin),3002(net_bt),3003(inet)
# mount -o rw,remount /dev/block/mmcblk0p11 /system
# mount -o ro,remount /dev/block/mmcblk0p11 /system
# exit
$ exit
>
2回目以降のMIYABI解除は、工程13〜16を行えばOKです。
一時root化したいだけなら、工程13〜15まで。
なお、SHBreakV4 を実行するときに、nand unlock、debug に両方チェックを入れても一時 root は取れます。
しかし自分の環境ではその後、1分程度で C01 と PC との USB 接続が勝手に切れてはまた再接続されることが繰り返される現象が起きました。
最初に nand unlock チェックを外せば起こらない現象です。
なので安定的に使える可能性の高い手順を書きました。
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