RAM搭載量は文月の二倍
ちょっとタイミングが遅くなったが、メモリ周りをいじってみる。
まずは、swap ファイルを作りにくくする呪文を仕込む。
system.ini を次のように編集する。
[386Enh]
...
ConservativeSwapfileUsage=1
次に RAM ディスクのインストールだ。Vectorからダウンロードできる ERAM というツールを使う。現在の搭載メモリは 384MB あるので、RAM ディスクとして 200MB ほど割り当てよう。swap と web 一時ファイル用と通常のテンポラリ用を兼ねても、今の用途の範囲なら十分ではないか。
ERAM をインストールしたら、アロケーションユニット指定を「32」にして、固定サイズを204800(KB)に、ドライブレターを「E」にして再起動する。
swap ファイルの設定画面では RAM ディスクを選べないので、一旦、D ドライブに swap ファイルを作ることにして再起動し、system.ini を直接修正して RAM ディスクを指定する。
system.ini を次のように編集する。
[386Enh]
...
PagingDrive=E:
再起動すれば、このように RAM ドライブ上に swap ファイルが移っている。
一時ファイルフォルダも RAM ディスク上に移してしまおう。autoexec.bat で、環境変数「TMP」「TEMP」を「E:\TMP」に割り当て、自作ソフト FMD を使って、Windows 起動後に生成した RAM ディスクへのフォルダ作成を行う。ちなみに FMD.EXE は、実行ファイル名の後ろにフォルダ名を列挙して実行すると、そのフォルダが存在しないときには作成する、というツールだ。
Regedit.exe でレジストリを次のように編集する。
HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Run に
文字列データ:FMD、内容:c:\progra~1\fmd.exe e:\tmp
メモリ周りと言うことで、
msdos.sys の編集。
[Options]
Logo=0
AutoScan=0
DblSpace=0
DrvSpace=0
config.sys を編集する。
DEVICE=C:\WINDOWS\COMMAND\EMM386.EXE →削除
今後、web ブラウザ等で一時フォルダが必要になったら、FMD のパラメタを増やしていくつもりだ。
≪師走の現在の使用量≫
Cドライブ=152→129MB
c:\windows=148→124MB
system.dat=2393→2393KB、user.dat=145→145KB