外付けのアイテム


 512MB のコンパクトフラッシュは、内蔵 HDD の代替物であるが、それとは別に過去に購入した 64MB のコンパクトフラッシュがあり、これを外部記憶として使うことにする。って、CF はもともと外部記憶ではないか。
 メイン機でも、スマートメディア&コンパクトフラッシュ両用のメディアリーダライタを使っているが、そこまで大層なものを師走に付ける必要はなく、サムドライブのような手軽さで CF を外付けディスクとして使えればよい。パソコンショップでシンプルな CF リーダライタを探してみると、WinME 以上でドライバが要らない(Standard USB Mass Strage 扱いで標準ドライバでOK)ものは多いが、Win98 で使うにはどうしてもドライバが必要らしいことがわかった。それならそうで仕方がないので、一番コンパクトなメルコの「MCR-CF2-LT」をチョイスした。

 このリーダライタをマニュアル通りに導入すると、ドライブアイコンが製品のデザインになるオマケが付くが、ディスクサイズがシビアな師走にとっては余計(メルコ様、ご容赦)なだけだ。内蔵ディスク内に新しいフォルダを作り、そこにデバイスドライバだけ入れておく。リーダライタを USB コネクタに差し、ドライバをほしがったらそのフォルダを指定すれば、純粋にドライバだけ導入され、無事に CF ドライブとして使える。ドライバCD にあるドライバフォルダを指定すると、勝手にドライバアイコンユーティリティ(?)も入ってしまうので要注意だ。


 さて、5月に買い換えた新しい移動機(au)では 144kbps 通信ができる。この移動機をモデム代わりに使うには、USBケーブルC という名前のアダプタが必要で、本当は師走を入手したタイミングと同じ時期にゲットしようとしたのだが、auショップに行ってみれば、この商品は出荷停止のうえ、出荷再開未定との悲しいお知らせを聞かされ、ショボーンとする始末。先は見えぬが予約だけしておいた。
 待つこと1ヶ月余り。ようやく商品が入荷したので、試してみることにする。

 ドライバ CD 内を見てみると、余分なソフトはホントに入ってないので、マニュアルに従ってインストールしてみる。
 USBケーブルC に携帯電話を繋がない状態で、師走の USB インターフェースに接続する。ドライバを要求してくるので、ドライバCD のWin98フォルダを指定して読み込ませる。何度かデバイス認識を行うと、モデムとしてのインストールが完了する。

 高速パケット通信を行うには、PacketOne に対応したプロバイダとの契約が必要である。残念ながら私が現在加入中のプロバイダは PacketOne に対応してないので、代わりに au ユーザなら誰でも利用可能な ISP 「au.NET」を使うことにする。ダイヤルアップの設定は、本家のここにあるが、当ページでもおさらいしてみる。USBケーブルCのマニュアルだけでも、いささか情報不足であるし。
 ダイヤルアップウイザードの流れに従って設定していく。

 市外局番は空欄のままにして、電話番号には「9999」を入れる。

 次のウインドウでウイザードは終わるが、続いて TCP/IP の設定が必要だ。
 ダイヤルアップネットワークの特殊フォルダから、au.NETのプロパティを開く。

 市外局番が付いてはまずいので、市外局番とダイヤルのプロパティは使わない。

 サーバの種類のタブでは、「TCP/IP」の項目にだけチェックが入っているようにする。

 TCP/IP の設定で DNS の IP を設定する。1st「210.196.3.183」、2nd「210.141.112.163」である。

 これでダイヤルアップ設定はできたので、一旦師走の電源を落とし、無線LANカードを外す。PCMCIAカードなのでそのまま抜いても良いのだが、堅実に行きたい。
 師走を再び起動し、au.NET へ接続を掛ける。au.NET のサイトに公開されている通り、ユーザ名に「au@au-net.ne.jp」パスワードに「au」と設定して、接続実行。

 つながった。自宅がフレッツISDN(64Kbps)なので、それより確かに速いと感じる。とはいえ、通信料もそれなりに掛かるし、いつもcdmaOne通信を使うわけにもいかない。
 移動機モデムでインターネットに接続中の写真を撮ってみたが、大いにへたくそになってしまった。とりわけ重要な写真ではなく、言わば記念写真なので(?)、撮り直すのもアレだし・・・、いや、記念だからキレイな方がいいのかな。




 どうでもよいことだが、文月のときにも実施していたので、再び。デスクトップへの OS バージョン表示。

 って、出ないよ! デスクトップ非表示にしているからか?
 違った。こうだ。

 web上の誤情報に注意。あ、此処もだ。





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