BP18Z064GM00 を読んで読んで読みまくるテスト
5日間で46億セクタを読み込みました。
その後のベンチマークの結果が奇妙なことになりました。
前回の記事を書いてからすぐに、4/9 21時を終了日時とする連続ディスクリードを仕掛けました。
約5日間、というテスト期間を設定した意味は特に無く、単に週末に結果が出れば記事を書けるかなと目論んだだけであります。
テスト中は SK3WK06L に触れないのがつらかった。
や、別に触っても良いんですけど、実験の品質を保つには・・・ね。
今回は、他のパラメタも調べたかったので、JSMonitor でアクセスカウントを測りました。
(2)−(1)
リードセクタカウント:5,421,690,353 − 837,760,832 = 4,583,929,521
ライトセクタカウント:225,101,550 − 224,729,580 = 371,970
エラーカウントも比例して増えています。
ディスクを読むのが大部分の処理を実行中でもエラーが増えるということは、読み込み不良セルが結構あるのかもしれません。
では、46億セクタ読み込み後の CrystalDiskMark 結果です。
右は、前回読みまくった後のベンチマーク結果です。
大量にディスクを読み込んだ後でも、読み込み速度には特に変化はありませんでした。
・・・が。
( ゚д゚) ・・・ (つд⊂)ゴシゴシ (;゚д゚) …!?
書き込み速度が 速くなってる?
ちょっと待って。
この SSD を使い始めた頃のベンチマーク結果はどんだけでしたっけ?
流石に初期の頃の書き込み速度には、及ばないようですが。
極端に多量のディスクリードを実施した後に、ライトの性能が向上する理屈が分かりません。
しかしながら現実に書き込み速度が3割以上も向上してるんですよねえ。
これは全くの想像ですが・・・
ディスクのほぼ全域にわたる読み込みが繰り返されたことで、エラーの起きやすいセルが顕在化し、ファームウエアによって代替処理が進んだ。結果、セクタリード時のエラー訂正に掛かるオーバーヘッドが減り、速度向上に繋がった、とか。
何はともあれ、思いがけずディスクへの書き込みが速くなったのは嬉しいです(笑)
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