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IS01 アルカリ乾電池からの充電テスト


 改造電池BOXの記事をupした際にご指摘があった点について、追加実験を含めて色々試してみました。





 いきなり結果ですが、以下の通りです。




 表は、縦が使用した電池ボックスの種類、横が使用した電池です。
 結果の意味は、上段が電池残量の変化(左が充電前、右が充電完了後)、下段が充電開始から完了までに要した時間(分)です。



 実験条件ですが・・・


 ・単3形アルカリ乾電池(以下、電池)の入手先を、値段が手頃な百均ショップと専門店である
  電器屋に絞った.
 ・電池の徳用販売品には4本以上のセット物もあるが、4本セットの電池を更に多く詰め合わせただけ
  なので、4本セットで徳用とみなせるとした.
 ・乾電池特性を調べているサイトを幾つかリサーチして、良さげなメーカーと原産国を決定した.
   メーカー:三菱、富士通(FDK)
   原産国:日本、韓国、インドネシア
   ※エボルタはそれ自体がブランドなので別格
 ・乾電池式携帯電話充電器は、ING T-545 と思われる.知人よりの借り物.
 ・IS01への充電は、IS01が「バッテリーが10%以下」と警告を表示したところで、microUSB充電
  ケーブルを挿入して開始した.
 ・充電中は、WiFI、GPS、Bluetoothはオフにし、蓋を閉めておいた.
 ・IS01天板の充電ランプの消灯をもって、充電終了とした.
  視野に入るところにIS01を置いておき、消灯に気付いたら完了とみなしたので、実際の消灯時刻
  から僅か〜数分の誤差はある.
 ・充電終了後の電池残量は、ステータスバーから確認した.
 ・充電の開始終了時刻は、デジタル時計の視認で行った.


 IS01の電池残量表示は10%刻み。
 ゆえに、充電開始・終了時の電池残量はそれぞれ10%以内の誤差を含みます。
 100%の幅に対して20%もぶれるのですから、正直アテになるとは言い難い実験数値です(汗
 上表からは例えば「電池残量10%以下から30%まで充電出来た」と、一応読み取れるのですが、実際には「9%から30%」かもしれないし、「5%から34%」かもしれないし、「1%から39%」かもしれません。
 ”数値”よりも数値の大小が示す”傾向”を読み取って頂ければと。


 
 さて、結果の考察です。
 まず電池ボックスの特徴として、乾電池式携帯充電器の方は、どんなアルカリ電池を使っても同程度の充電結果が得られそうだと分かりました。
 富士通R-SPECを使用したときだけ充電後の電池残量が低いのですが、バッテリー残量が減りすぎてシャットダウン警告レベルまで行ってしまってから充電を始めたことが理由だと思われます。
 計測誤差を考慮すれば、乾電池式携帯充電器ではIS01のバッテリーを30%程度充電出来ると考えて良さそうです。
 あとは選ぶ電池により充電時間が変わる、ということですね。あまり安い物を選ばなければ2時間掛からず1回の充電を終えられそう。

 USB充電BOXの方は、使用する電池により充電後の電池残量も充電時間も変わってきます。
 少々乱暴ですが、USB充電BOXには高い電池を使うほど早く充電でき充電率も高くできる、と言えそう。
 ただしエボルタを除いて。


 電池の違いは興味深いところです。
 百均の2本百円電池は、電器屋等で買える徳用電池と同じくらい性能が良いと分かりました。
 エボルタは、充電量は多いのに充電完了までの時間が長い傾向が見えます。


 ということで、無改造最安充電コースは、百均で

  ・USB充電BOX
  ・USB充電ケーブル(microUSB)
  ・2本105円の電池を3〜4パック

を買い揃えること、かな。

 携帯電話充電機は、保証を伴って販売しているだけあって、USB充電BOXより優秀です。
 電器屋のみならずコンビニ、ホームセンターでも買え、エボルタ2本付きで1000円前後。
 1台買っておけば、USB充電BOXよりは早く充電できます。



 参考までに、誠に手前味噌ですけれど、改造USB電池ボックスでは百均徳用電池3本で残量10%以下から60%まで充電できました。
 






 最後に、実験のメモを公開。


 「LED消灯」というのは携帯電話充電器の方のLEDが消えたという意味です。その時点では IS01 の充電ランプは点いています。





※注意
 言うまでもないかと思いますが、条件の変動要素が多い実験ですので、結果は参考程度にお考え下さい。
 全く同じテスト環境で再現実験をしても、同じ結果にならない可能性があります。

 また実験に使用した電池のメーカーやブランドは、当方が直感的・主観的に任意に選択したものです。
 実験結果によって、特定の電池メーカーやブランドを推奨したり中傷したりする意図はございません。
2010年11月30日(火) No.174 (携帯スマホの話題::IS01 [閉])
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