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IS01 最後のmicroSDHCテスト
SanDisk の class4 を一度試してみたいと思っていたのです。
結果から言いますと、ハズレを引きました。 というか軽い詐欺?
実のない内容かと思いますので、興味がおありの方のみ続きをどうぞ。
売価が安かった理由は、買ってから分かるものなのですね。
SanDisk microSDHC class4 4GB 海外品、ベンチマークを取ってみました。
計測の仕方は
前回
と同じ。
前回の表に結果を付け足して示します。
右端が今回の結果です。
全く数値が奮いません。規格値は越えてるかもしれませんが、出来の良い class2 程度です。
疑問に思い、パッケージをよく見てみたら「class 2」のマークが!?
いやいや、商品名では確かにクラス4とうたわれていたんだぜ?
ほらね。
諦めきれずgoogle先生に聞いてみれば、確かにどうやら本当に、class2 製品の模様でした。
SanDisk SDSDQ-4096-P36M 4GB MICROSDHC CARD CLASS2 5YR LIMITED WARRANTY (RETURNS / EXCHANGES: DEFECTIVE PRODUCT ONLY) - BLT Catalog
http://www.shopblt.com/cgi-bin/shop/shop.cgi?action=enter&thispage=01100300U0124_BDP7909P.shtml&order_id=
!ORDERID!
(※タイトルが全てなので、証拠のURLのみ記してアンカーは貼りません)
これだけでもちょっとヘコんだのですが、実はベンチの結果も不安を感じるものがありまして。
書き込みに 1MB/s 以上もの測定誤差が出ています。
過去のテストの時とはインストールしているアプリの種類や数が異なる環境になってしまったので、一概にこれが悪い結果だとは言い切れません。ですが、何らかのアプリケーションが microSDHC へ頻繁にアクセスしているとしても、ちょっとこのバラツキはないだろうと。
普段使いのデータ置き場としては、使うのが躊躇われます。
以上、これまでの microSDHC テストを総括すると、
1)IS01のmicroSDHCインターフェースは、おそらく
6MB/s
程度が限界っぽい.
2)ゆえに class6 以上の microSDHC をチョイスしてもメディアの高速性が活かせない.
3)microSDHC は、ちゃんとしたメーカー製で、且つまっとうな売価のものを買うべき.
といったところでしょうか。
※追記
東芝 microSDHC/class4/4GB でも、再度ベンチマークしてみました。
SanDiskのものと結果をグラフで比べてみます。
縦軸がアクセス速度、横軸が試行回数(何回目のテストか)です。
WRは書き込み、RDは読み込みを意味します。
東芝製でも値のブレはありますが、その中にも一定ライン(点線)が見えるように思われます。
一方のSandisk製は、不安定さがモロにあらわれている感じですね。
念のため、SanDisk製のmicroSDHC全般を批評しているわけではありません。
今回買った物はこんなスペックでした、というお話。
2011年01月08日(土)
No.181
(携帯スマホの話題::IS01 [閉])
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