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専用機を作るまで


パソコン自作からは長く離れていましたが、戻ってきました。
経緯は主にこんな感じ。

・Stable Diffusionを試してみた
・気持ちの高まる出来事が重なった
・低予算で機体を構成した

以下、少し掘り下げてだらだら書きます。
興味無い人はクリックしなくてよいです。



■生成AI

昨年の8月、ブラウザ上で Midjourney を遊んでみました。
その時は「まあこんなものか」と思っただけでした。

昨秋、pixiv に AIイラストの投稿が増えてきました。
イラストの生成AIエンジンとして、Midjourney のほか、NovelAI、DALL·E 2、Stable Diffusion などがあると知りました。

当時の人気は NovelAI だったと思います。
有料アカウントが必要なサービスでした。
自分は無料の Stable Diffusion を試してみました。
その時も「へえ」と思ったくらいでした。

AIイラスト界隈は急速に「進化」していきました。
特によく話題になったのは生成イラストの「著作権侵害」と「細部のエラー」です。
前者は事例に枚挙に暇がないし、ここで書く事でもないので割愛します。
後者は例えば生成キャラクタの「指が多い」「ラーメンをすすれない」などです。

自分は IT職に就いています。
元より CG 鑑賞は趣味で、そうした AIイラストの課題に思うところはあっても、眺めてるだけでいいのだろうかと思うようになりました。
自分でも試してみないと、何も言えないのではないかと。


■内蔵グラフィックで Stable Diffusion

Stable Diffusion はローカルでも環境を組めます。
NVIDIA のグラフィックボードは必須ですが、CPU 内蔵グラフィックでも演算できるインストールセットがあると知りました。
ゴールデンウイークを利用して、環境を作ってみました。

ベースとしたパソコンは、ゲーム機として使っていた Coffee Lake i7 機。
RAM 16GB だったところに更に 16GB 追加しました。

イラストの生成パラメーターにもよりますが、1枚1分ほどで AIイラストができました。

休暇中はイラスト生成ばかりしていました。
モデルファイル(checkpoint)を civitai や hugging face でダウンロードして、色々切り替えて試しました。
生成するキャラクタががらりと変わるので、興味深かったです。

さて最近はこのゲームパソコンを殆ど使っていませんでした。
休暇が終わり、再びゲーム機を立ち上げなくなりました。

もっと Stable Diffusion を試したい気持ちもありましたが、絵の生成速度がネックでした。
けれども改善するのは容易ではありません。

実は自分のゲーム機はメーカー製パソコンです。
コンパクトタイプで、搭載可能なグラフィックボードはほぼありません。
なので1台自作する必要がありました。

NVIDIA のグラフィックボードは高額です。
それベースで1台組むとなると結構な出費です。
ショップブランドパソコンでみても、トータル安くて 15〜20 万円は掛かります。

現実の壁に尻込みせざるを得ませんでした。


■後押し

ある顧客からハイエンドパソコンの提案を依頼されました。
3D画像をブン回したいとのことで、メーカー製パソコンでは限界があると思い、手組みするならどういうパーツ構成がいいか考える必要がありました。

ここで自分の自作熱も再燃しました。

しばらく音沙汰がなかった買い取り屋からハガキが来ました。
ハガキが届いた人限定で買い取り額アップします、という案内でした。
幾つか不用品を査定に出したら結構な金額になりました。

自作に掛かる費用を大いに助けてくれる額だったので、ここで腹が決まりました。


■久しぶりの自作機の構成

●グラフィックボード
Stable Diffusion を使うことが目的ですので、NVIDIA 製でビデオメモリの多い物を候補に。
ただ、上を見れば切りがありません。
コストパフォーマンスがよく、市場にも多く出回っている GeForce RTX 3060 12GB に決めました。

●CPU
Stable Diffusion の画像生成能力はグラフィックボードに依存するとは言われています。
とはいえ CPU パワーも無視できません。
Alder Lake の処理能力の高さは仕事で味わっていました。
ただ「今のところ Eコアは要らない」というのが私見でして。
i5-12400F に決めました。

●メインボード
個人的には DDR5-RAM はまだこなれてないかなと。
でもメモリスロット 4本は欲しい。
将来 Rator Lake に換装するかもしれない。
その辺を考えて、ASRock B760M Pro RS/D4 にしました。

●ケース
●電源
ケースはありますが古いです。
電源ユニットを天井に据えるタイプです。
気に入ってるケースなので流用しますが、選べる電源ユニットが極端に少なくなりました。
最近の電源ユニットはケース内に床置きで、ファンが上に付いています。
ファンが下に付いてる製品は本当に少ないのです。
電源容量は少し余裕をみて、750W。
Fractal Design ION Gold 750W (FD-P-IA2G-750) に決定。

●CPUファン
標準添付のクーラーでもいいかなと思いましたが、気は心で。
SCYTHE 超天 SCCT-1000 を。

●メモリ
DDR4-3200 16GB x 2。

●SSD
512GB では checkpointファイルや生成画像ですぐ容量が埋まった経験から。
NVMe PCIe Gen3x4 1TB。

●筐体ファン
前回の自作は静音重視でしたが、今回は冷却重視。
標準ファンに買い換えました。
元々ファンを取り付けられる場所以外に、もう使わない 5インチベイや、内部スピーカーがあった場所にも冷却ファンを付けています。
筐体内に吸気する向きで 3個設置しました。

●OS
ライセンスが余っていた Windows 11 Proで。

●キーボード、マウス
普段使いのものを使い回します。

●ディスプレイ
マルチ入力できるディスプレイを使っています。
HDMI接続で。


そんな感じで、都合 13万円ほど費やして1台組みました。




余談ですが、現在のメイン機は Haswell Xeon の WinXP 機。
インターネットだけ Lenovo Tiny M910q (Win10 Pro) で利用しています。

この自作機は手持ちの中では最高スペックになりました。
けれどもメイン機に昇格させる予定はありません。

2023年08月10日(木) No.314 (パソコンの話題::Stable Diffusion 機)
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