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低解像度ノートパソコンの内蔵ディスプレイでFHD表示する [ハードウエア編]
いきなり要点を書きます。
必要な物は、HDMIダミープラグ。
ノートパソコン側の要件は、OS が Windows10 以上であること。
そして外部インターフェースとして HDMI 端子があること。
HDMIダミープラグを差すと、
画面解像度から1920x1080を選べるようになります。
注意点として、
FHDデスクトップを低解像度の内蔵ディスプレイに表示するため
画面の見た目はぼんやりします。
テストで使用したノートパソコンは、NEC PC-VK27MCZDH。
内蔵ディスプレイの解像度は1600x900ピクセルです。
必要な物は HDMIダミープラグです。
擬似的に1920x1080ピクセル(若しくはそれ以上の高解像度)のディスプレイをエミュレーションします。
探せば色んな製品が挙がってきます。
ノートパソコンを起動し、HDMIダミープラグを差します。
マルチディスプレイの設定は、複製(ミラーリング)。
解像度を上げて使用します。
Windows11の場合。
内蔵ディスプレイの解像度が推奨されていますが、FHDも選べます。
Windows10の場合。
上記同様に、推奨解像度より上が選べます。
ディスプレイの詳細設定を見ると、内蔵ディスプレイはデスクトップが拡張されていると分かります。
ダミープラグのディスプレイ名は 28E850 なる名前でした。
Windows8.x …の環境がないので、Windows Server 2012 R2 評価版で確認しました。
低解像度の内蔵ディスプレイに最大解像度が合わされました。
Windows7の場合。
これも低解像度に合わされました。
Windows XPの場合。
OS標準では、マルチディスプレイは拡張モードにしか対応しません。
ビデオチップメーカーのユーティリティで複製設定に変更します。
ですが、内蔵ディスプレイの低解像度を超えられません。
intelだと独自の解像度設定を追加する機能があります。
しかし複製モードで内蔵ディスプレイにFHDを追加できませんでした。
最近の高性能ノートパソコンでも、廉価モデルだとFWXGA(1366x768)の低解像度ディスプレイだったりします。
そしてHDMIインターフェースは大抵の機種に標準装備。
多少表示がぼんやりしても画面を広く使いたいのであれば、この方法で解決可能と思います。
2023年09月17日(日)
No.319
(パソコンの話題)
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